集荷もドライバーが担当、利便性向上図る
CBcloudとJR九州、JR九州商事は6月29日、九州新幹線を使った荷物輸送サービス「はやっ!便」とCBcloudの配送マッチングサービス「PickGo(ピックゴー)」を連携させ、即日輸配送の2つの新サービスに関する実証実験を、法人向け限定で7月12日に開始すると発表した。
幹線輸送からラストワンマイルまでの配送プロセスをつなぎ合わせ、即日輸配送の2つの新サービスを展開。具体的には、PickGo登録のドライバーが荷物の集荷・配送を担う「はやっ!便プラス」と、緊急の輸送ニーズに対応する「ウルトラはやっ!便」を提供する。
【輸送のイメージ】
新幹線による荷物輸送サービスは、これまでの幹線輸送を新幹線に切り替えることで輸送を効率化し、トラックドライバーの負担軽減に貢献できると期待されている。半面、これまでの新幹線荷物輸送は利用者が駅まで荷物を持ち込んだり、受け取りに出向いたりする必要があった。
課題を解決するため、CBcloudが手掛けている、全国に5万人の軽貨物配送パートナーが登録し、緊急・即日配送に強みを持つ「PickGo」と新幹線輸送を連携させることで、荷主は荷物の持ち込み/受け取りに駅まで出向く必要がなく、円滑に輸配送できるようになり利便性が向上すると見込む。
(藤原秀行)※いずれもプレスリリースより引用