ソーター展開、日本の物流現場の問題解決後押し
インサータシステム(高速封入封緘機)を手掛けるドイツのベーヴェシステックの日本法人ベーヴェシステックジャパンは7月1日、グループ会社で「オプティソーター」シリーズを中心に物流マテハン機器の開発・製造・保守を担うOptimus Sorters Projects(オプティマス・ソーターズ・プロジェクト)が同日付で社名を「Bowe Intralogistics Projects(ベーヴェ・イントラロジスティクス・プロジェクト)」に変更したと発表した。
オプティマスは2016年にベーヴェグループの一員となった。これまで汎用性・信頼性の高いプッシュ・トレイ式や、高能力でアパレル商品に最適なスプリット・トレイ式など、ユニークなソーター(仕分け機)を、欧米や日本を中心に展開してきた。
今後も「オプティソーター」のブランドは継続し、ベーヴェグループの一員として顧客の事業発展に貢献するソリューションを提供する。日本の事業体制は従来と同じく、ベーヴェシステックジャパンと連携し、物流現場の問題解決を後押ししていく構え。
ベーヴェシステックは1945年創業、ドイツ南部アウグスブルグに拠点を置き、世界で20の現地法人と50の現地代理店を通じて「メーリング」、「イントラロジスティクス」、「IT・ソフトウエア」の3つの事業領域の自動化機器・ソリューションを提供している。
日本は50年以上の歴史を持ち、「メーリング」分野の主力製品の高性能インサータシステムやプラスチックカードシステムでは国内シェアトップ。「イントラロジスティクス」分野では運輸、宅配、EC、流通などの物流現場向けに仕分け機をはじめ多様な自動化・省力化ソリューション、保守サービスを展開している。
(プレスリリースより引用)
(藤原秀行)