市の土地区画整理事業にギオンと参加
日本GLPは8月2日、神奈川県相模原市と、同市内の土地区画整理事業に関する基本協定を締結した。協定には、同市を地盤とする物流企業のギオンも加わっている。
同事業は相模原市内の麻溝台・新磯野地区で実施。2013年3月に圏央道の相模原愛川ICが開通したのを受け、産業創出などを図るため相模原市が計画を進めている。地中から大量の廃棄物が見つかるなどトラブルが相次ぎ、19年にいったん事業を中断していたが、計画内容を見直した上で22年に再開を決めた。
同事業の対象エリアは相模原愛川ICから約3kmに位置しており、全体で約148ha。工事完了は29年度を見込む。商業施設や住宅なども整備する方向。
日本GLPはギオンと連携し、約5.3haの敷地内に延床面積10万㎡規模の物流施設を開発する見通し。詳細は今後詰める。
日本GLPは同市内で、大型物流施設4棟を一体的に開発したプロジェクト「GLP ALFALINK(アルファリンク)相模原」が今年完成した。
(藤原秀行)