協定締結、サービス内容深化目指す
セイノーホールディングス(HD)とエアロネクスト、データ活用支援などを手掛けるウフルの3社は9月1日、和歌山県日高川町と8月31日付で、ドローンなどの先進技術を活用し地方の物流機能存続を図る新スマート物流「SkyHub(スカイハブ)」を実現、住民の暮らしをDX化し孤立を回避するため、連携協定を締結したと発表した。
日高川町とセイノーHD、エアロネクスト、エアロネクスト子会社でドローン物流を担うNEXT DELIVERYは、令和5年度(2023年度)デジタル田園都市国家構想推進交付金(デジタル実装Type1)「ドローンを活用した新スマート物流実装事業」の一環として、7月6日に日高川町内でドローン配送の出荷拠点「ドローンデポ」を開設。実際にサービスを始めている。
新たにウフルを加えた4者は、日高川町の過疎地域における住民の孤立解消を目指す。セイノーHDとエアロネクストが共同で展開する新スマート物流SkyHubを基に、ウフルのデータ連携基盤や地図ポータルなどの次世代技術と連携させ、個々の住民に寄り添ったサービス内容に深化させ、地域住民の生活の質向上とウェルビーイング実現を後押しする。
集合写真(各社提供)
(藤原秀行)