小型・高効率モーター採用、女性やシニア層に配慮
油圧技術を用いた荷役運搬機械メーカーのをくだ屋技研(OPK、堺市)は4月8日、独自に開発したセンシング技術を取り入れ、重量物を乗せても軽い力で押せる油圧式昇降台車(リフトテーブル)「プッシュキャデ」を同日発売したと発表した。
「プッシュキャデ」
使用イメージ(いずれもをくだ屋技研提供)
小型で高効率のモーターを採用し、女性やシニア層でも使いやすくなる工夫を凝らした。電源としてリチウムイオン電池を導入、繰り返しの充電に耐えられるようにした。ハンドルを握って押す、引くの動作をすればアシスト機能が自動的に働き、手を離せばブレーキがかかるようにして、物流施設や工場などでの安全確保に配慮している。
最大積載質量は250キログラム。日本語と英語、中国語のいずれかの言語に対応した音声ガイドを搭載している。既に販売している台車「リフトテーブルキャデ」にアシストユニットを後付けすることもできる。
アシスト機能未使用時
アシスト機能使用時
(藤原秀行)