SBSグループ、「EC物流お任せくん」でフューチャーアーキテクトのクラウド型在庫情報共有システムと連携

SBSグループ、「EC物流お任せくん」でフューチャーアーキテクトのクラウド型在庫情報共有システムと連携

倉庫や店舗、オンラインなどの在庫一元管理を実現

SBSホールディングスは10月24日、グループで注力しているEC関連の物流支援サービス「EC物流お任せくん」に関し、フューチャーアーキテクトが展開しているクラウド型在庫情報共有システム「OmnibusCore(オムニバスコア)」とシステム標準連携すると発表した。

サービスの提供開始は2024年2月の予定。オンラインと実店舗の販売連携を促進し、顧客のEC事業者の在庫管理最適化のサポートを強化するのが狙い。

「EC物流お任せくん」は昨年12月に発表。EC事業者が抱えている競争激化や物量の波動、在庫最適化、配送コスト上昇、人手不足といった多くの課題を解決することを目的としており、SBSグループが3PL事業で培った倉庫管理や配送ノウハウ、最先端の物流効率化技術(Logistics Technology、LT)を駆使した物流DXを組み合わせ、業界別にEC物流を最適化している。


(プレスリリースより引用)

「OmnibusCore」は、販売に必要なデータ連携先をつなげ、アパレル企業を中心としたオムニチャネル(オンラインと実店舗の販路統合)戦略を支援している。SBSグループはシステム連携でアパレル業界などへのサポートをより手厚くしていくことを念頭に置いている。

双方のシステムが連携することで、オンラインと実店舗両方の販路向けの在庫を一元的に管理できるとともに、物流倉庫の在庫変動をより早く各販売在庫に反映して機会ロスを低減していくことも可能になると見込む。さらに、モール配送拠点への迅速な納品などを実現する。

(藤原秀行)

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