操縦など教える「アカデミー」も開設
KDDIスマートドローン、エアロネクスト、ACSL、電通北海道は1月15日、北海道十津川町と1月12日付で「ドローンのまちづくり」に関する連携協定を締結したと発表した。
併せて、同町にドローンの操縦などを教える「KDDIスマートドローンアカデミー新十津川校」を開設したことも公表した。同日、開校式を開いた。北海道では初めてという。
（左から）ACSLの六門直哉CMO（最高マーケティング責任者）、KDDIスマートドローンの博野雅文社長、新十津川町・谷口秀樹町長、エアロネクスト・田路圭輔CEO（代表取締役）、電通北海道・木村平社長
道内初上陸となるKDDIスマートドローンアカデミー新十津川校
本協定は、今後新十津川町と4社がパートナーシップを構築し、双方が互いの資源や特色を活かしたドローンに関連する新たな社会価値を共創する事業を推進。多様な連携を通じて、地域の活性化に寄与することを目的に据えている。
新十津川町と4社は今後、既に町内で農業利用が進んでいるドローンに焦点を当て、昨年国家資格となった「一等、二等無人航空機操縦士」の資格取得が可能なスクール誘致によるドローン関連人材育成や、ドローンを活用した新スマート物流のサービス実装化、寒冷地技術開発を目的としたドローンのテストコースの設置・運営など、様々な事業を通して「ドローンのまちづくり」を推進する。
新十津川町は令和5年度「デジタル田園都市国家構想交付金（地方創生推進タイプ（横展開型））」の採択を受け、今後3年間、同交付金を活用した事業を進める。
（藤原秀行）※いずれもKDDIスマートドローンなど提供
