DHLサプライチェーン、千葉・柏のベイクルーズ向け物流センターで自動梱包ライン導入

DHLサプライチェーン、千葉・柏のベイクルーズ向け物流センターで自動梱包ライン導入

EC強化を支援

DHLサプライチェーン(SC)は1月18日、セレクトショップ運営大手ベイクルーズ向けの物流業務を2016年7月から担っている「柏沼南ロジスティクスセンター」(千葉県柏市)で、ベイクルーズのECビジネス強化を支援するため、EC向け出荷プロセスに自動梱包ラインを導入したと発表した。

現場作業の中で最も手間が掛かり、自動化機器の導入効果が大きいと見込まれる工程をDHLSCのソリューション・デザイン部門とオペレーションチームで検討。その結果、EC商品の出荷梱包プロセスに自動化機器を取り入れることが出荷能力向上と省力化の実現に最適と判断し、自動梱包ラインを提案した。

自動梱包ラインは、複数の設備とマニュアル作業の組み合わせで構成。それぞれが設計通りの能力を発揮することで、梱包のキャパシティを達成できると見込む。

単にマニュアル作業を自動化するのにとどまらず、ユーザーの協力を得てプロセスを簡素化。あえてマニュアル梱包のプロセスを残したり、ソリューションをモジュール化したりすることで、安定性と柔軟性を兼ね備えたオペレーションを常に供給できると想定している。


自動梱包ライン(DHLSC提供)

(藤原秀行)

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