国交省、法定の安全性基準満たすと判断
国土交通省は1月30日、ダイハツ工業が新車の安全性に関する国の試験などで不正を働いていた問題に関連し、不正行為のあった車種のうち、新たに商用車を含む10車種について出荷指示停止を解除したと発表した。
国交省が独自に調査した結果、道路運送車両法で定めている安全性の基準を満たしていると判断した。
解除したのはダイハツのミラ イース、ハイゼット(デッキバン含む)、ハイゼット トラック、アトレー(デッキバン含む)と、トヨタ自動車にOEM(相手先ブランドによる生産)供給しているピクシス エポック、ピクシス バン、ピクシス トラック、同じくSUBARU(スバル)にOEM供給しているプレオ プラス、サンバー、サンバー トラック。
今回の不正で国交省は関係していた28車種を対象に、安全性などを確認するまで出荷をストップするようダイハツに指示した。1月19日には「グランマックス」など5車種の出荷停止を解除していた。
ハイゼット トラック(ダイハツ工業ウェブサイトより引用)
(藤原秀行)