次世代トラック普及加速へ新サービス共同開発など想定
EV(電気自動車)トラックメーカーのフォロフライとリース大手の芙蓉総合リースは2月14日、資本・業務提携契約を締結したと発表した。芙蓉総合リースがフォロフライに出資した。具体的な出資額は開示していない。
両社は提携でEV導入企業へのサービス拡充と、物流業界のニーズ拡大に応える新サービスの開発を図る。芙蓉総合リースが持つ幅広い顧客層を生かしてリースでEVを提供、導入費用を抑えたいニーズに対応する。
フォロフライは併せて、戸建住宅の建築・販売などを展開している新昭和(千葉県君津市)とも資本・業務提携したと開示した。こちらも出資額は明らかにしていない。
新昭和グループ傘下の明興双葉は産業機器、医療機器などの電⼒供給、情報伝達で⽋かせないワイヤハーネスに強みを持つ。同社の知⾒を⽣かし、電⼒消費の効率を⾼める部品の開発を目指す。
フォロフライは2022年9月、国内初の1tクラスEVトラック「F1 VAN」の商用ナンバーを取得。全国で導入事例が増えている。
全国に展開中(いずれもフォロフライ提供)
(藤原秀行)