自動倉庫システム開発のRENATUS ROBOTICS、安川電機から資金調達

自動倉庫システム開発のRENATUS ROBOTICS、安川電機から資金調達

AIシステム活用したピッキングやバンニング・デバンニングの無人化など連携想定

東京大学発で物流領域のDXに取り組むスタートアップTRUST SMITHグループで、自動倉庫システム「RENATUS(レナトス)」を手掛ける米国のベンチャーRENATUS ROBOTICS(レナトスロボティクス)は2月19日、産業用ロボット大手の安川電機から資金調達を実施したと発表した。

創業間もない新興企業でも調達が容易な、将来株式取得略式契約スキーム(SAFE)型の新株予約権を発行した。具体的な調達額は開示していない。


自動倉庫システム「RENATUS」(いずれもRENATUS ROBOTICS提供)

調達した資金はRENATUS ROBOTICSが進めている自動倉庫の開発などに充てる。

同社の自動倉庫システム「RENATUS」と、安川電機の世界最高水準の産業用ロボットやACサーボモータを連携させ、倉庫の無人化に貢献していきたい考え。AIピッキングシステムを活用したピッキング工程の無人化、AIバンニング/デバンニングシステムを導入したバンニング/デバンニング工程の無人化などで連携していくことを想定している。

(藤原秀行)

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