「2024年問題」踏まえ長距離輸送を効率化・迅速化
ヤマトホールディングス(HD)と日本航空(JAL)は4月11日、ヤマトグループとしては初となる貨物専用機(フレイター)の運航を開始した。
まず成田~新千歳、成田~名はなど4路線でスタート、今後は羽田~新千歳など2路線を追加する予定。実際の運航はJALグループのLCC(格安航空会社)スプリング・ジャパンが担当する。
「2024年問題」を踏まえ、トラックから置き換えたフレイターを駆使して長距離輸送を効率化・迅速化、輸送網の持続可能性を高めるのが狙いだ。
ヤマトHDとスプリング・ジャパンは同日、それぞれX(旧ツイッター)の公式アカウントで、同日未明から成田空港で運航を始めたフレイターの様子を公開した。
本日より #ヤマト運輸 のフレイター運航がスタートしました✈️
旅客機から貨物輸送専用のフレイターに生まれ変わり第2の門出となります✈️
本取り組みの背景(2022年1月21日付プレスリリース)https://t.co/qzteDA8X1U#飛行機 #クロネコヤマト pic.twitter.com/b09j6EUsHj
— ヤマト運輸 (@yamato_19191129) April 11, 2024
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#フレイター就航
\#スプリング・ジャパン が運航する #ヤマトグループ のフレイターまずは…成田発の便が就航をむかえました。 応援してくださった皆さまありがとうございました✨ 本日は、このあとも各地の初便就航の様子をお届けします♀️このあとの投稿もお楽しみに pic.twitter.com/flurSU4v5Z— SPRING JAPAN(スプリング・ジャパン) (@springjapan0801) April 11, 2024
フレイターはエアバスA321型旅客機を貨物機に改修、ヤマトの「クロネコ」のマークを大きく描いている。最大積載量は10tトラック5~6台分に相当する28t。ヤマトはリース契約で計3機を導入する。
「クロネコ」のフレイター(成田空港で今年1月撮影)
(藤原秀行)