ヒューリックが埼玉・三郷で新たなマルチ型物流施設開発に着手、フクダ・アンド・パートナーズがPM受託

ヒューリックが埼玉・三郷で新たなマルチ型物流施設開発に着手、フクダ・アンド・パートナーズがPM受託

自社6件目で5.7万㎡、25年7月竣工見込む

フクダ・アンド・パートナーズは4月11日、プロジェクトマネジメント(PM)業務を受託したヒューリックの新たなマルチテナント型物流施設「ヒューリックロジスティクス三郷Ⅰ」(埼玉県三郷市)の工事が本格的にスタートしたと発表した。

同施設はヒューリックが自社ブランド「ヒューリックロジスティクス」で展開する6件目の施設。フクダはこれまでヒューリックが手掛ける物流施設の全てにタッチしているという。

フクダは今回の施設で基本計画、設計監修を担当した。今後は工事監修業務を手掛ける。

計画地は常磐自動車道・首都高速6号三郷線・東京外環自動車道の3路線が合流する三郷JCTの北側に位置し、主要地方道の葛飾吉川松伏線に面している。

地上4階建てのスロープ型で、1階と2階にトラックバースを設置、延床面積は5万7016㎡を想定しており、竣工は2025年7月を見込む。

敷地形状を生かした効率の良い庫内運用ができるよう、垂直搬送機や荷物用エレベーターの配置を工夫し、小割区画に対応するなどの工夫を凝らしている。BCPに配慮して重要設備は2階レベルに設置し、非常用発電機も装備している。


(いずれもプレスリリースより引用)

建築概要

  

建築主 ヒューリック株式会社
計画敷地 埼玉県三郷市彦糸2丁目166番地 (三郷北部地区土地区画整理事業 1街区内)
敷地面積 24,329.43 ㎡(7,359.65坪)
建築面積 15,751.63 ㎡(4,764.87坪)
延床面積 57,016.64 ㎡(17,247.53坪)
用途 倉庫業を営む倉庫
構造規模 鉄骨造 地上4階建て/スロープ型
工期 2024年4月~2025年7月(予定)

(藤原秀行)

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