工場の新ライン稼働受け対応、フロア全体無人化はグループ初
鴻池運輸は4月26日、長野県安曇野市でサントリー天然水専用の保管・配送拠点「安曇野営業所 第2倉庫」が完成したと発表した。
2階にはレーザー誘導方式自動フォークリフト(AGF)を導入、2階フロア全体を無人で運用する。
新拠点は「サントリー天然水 北アルプス信濃の森工場」の、サントリー天然水製造2ライン目稼働に伴うサントリー天然水専用保管・配送拠点として、既存の第1倉庫に隣接する
場所に増設した。
AGFは6台を採用、製品の入出庫・保管作業を自動化する。フロア全体を無人化するのは鴻池運輸グループの倉庫では初めて。物流現場の慢性的労働力不足対策として展開する。
■安曇野営業所 第2倉庫の概要と特徴
第2倉庫 | (参考)既存 第 1 倉庫 | (参考)安曇野営業所倉庫全体 | |
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延床面積 | 11,000㎡ | 19,100㎡ | 30,100㎡ |
規模 | 鉄骨造り 2階建倉庫 | 鉄骨造り 平屋建倉庫(事務所2階建) | ― |
特徴 | ・2階にAGF6台を導入し、フロア全体を無人化 ・倉庫全体の使用電気は太陽光発電を活用 |
出荷予約システムを導入し、ドライバーの待機時間を極小化 | ― |
竣工日 | 2024年3月28日 | ― | ― |
稼働日 | 2024年4月23日 | ― | ― |
取扱品 | サントリー天然水(北アルプス) | ||
所在地 | 長野県安曇野市穂高牧1110 |
安曇野営業所 倉庫の外観
安曇野営業所 第2倉庫の外観
安曇野営業所 第2倉庫2階に導入したAGF
(藤原秀行)※いずれも鴻池運輸提供