海上コンテナ追跡サービスのMonCargo、Cyber Portと連携開始

海上コンテナ追跡サービスのMonCargo、Cyber Portと連携開始

本船動静を自動更新、一元管理可能に

海上コンテナの追跡サービスを手掛けるMonCargo(モンカルゴ)は5月8日、同サービスが、国土交通省港湾局が運営する港湾物流手続きの電子化システム「Cyber Port(サイバーポート)」と連携可能な機能の提供を開始したと発表した。

Cyber Port上で管理する船積み情報はMonCargoのサービス側に自動で登録、本船動静の一元管理が可能になると見込む。

旧来、MonCargoのサービスで本船動静を確認するには個々の船積み情報をマニュアルで入力する作業が必要だった。Cyber Portを利用する貿易業者から本船動静管理も同時に行いたいとの要望が寄せられていたのに対応する。

特にONEとMSCの日本発のブッキング情報に関しては、EDIFACT連携(船社データ連携)によりデータがCyber Port内で自動反映し、ブッキング情報をMonCargoにも反映するため、手動での登録、本船動静管理をする必要がなく、業務効率化につながるとみている。


Cyber PortとMonCargoで取引情報を自動連携、本船動静をMonCargoで更新・通知する

(藤原秀行)※いずれもMonCargo提供

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