宅配など基盤強化図る
コープさっぽろ(札幌市)は5月29日、傘下で物流事業を手掛ける北海道ロジサービス(北海道江別市)が、物流などを担っている北海道内の企業グループ5社を買収したと発表した。
日本産業推進機構を通じ、5社の持ち株会社NSSK-M(東京)とNSSK-MM(同)の全株式を取得した。具体的な取得額は開示していない。
買収したのは、低温物流のアイアイ・テー(石狩市)、ウィルキャリー(苫小牧市)、ロジエンス北海道(石狩市)、デリバリー(苫小牧市)、青果卸事業を展開するオリエンタルフーズ(札幌市)。
5社を傘下に収め、宅配などの物流基盤強化を図る。
5社で道内に拠点を8カ所運営し、トラックは約270台に上る。3温度帯の物流に対応している。
(藤原秀行)