働き方改革の一環、配達も条件設定
トナミ運輸はこのほど、トラックドライバーらの働き方改革の一環として、土曜日の集荷・配達体制を抜本的に変更することを決めた。完全週休2日制実現に向けた措置。
まずは今年6月から第2、第4土曜日の集荷を取りやめた上で、10月から全面的に中止する予定。配達に関しても同じく6月以降、前日の金曜日までに出荷し、送り状に土曜日配達の旨が明記され、荷物自体にも「土曜日配達シール」が貼られている荷物のみ取り扱う方針だ。既に取引先にも業務変更の方針を連絡、理解を求めている。
同業の福山通運も日曜日の企業向け荷物の集荷・配達を基本的に取りやめるなど、運送業界で負荷軽減のため従来の業務内容を見直す動きが広がっている。
(藤原秀行)