まず新東名の駿河湾沼津SA~浜松SA間で開始、順次区間拡大
トラックの自動運転技術開発を手掛けるT2は6月6日、新東名高速道路の駿河湾沼津SA~浜松SA間(いずれも静岡)で5月29日に自動運転「レベル2」(部分的な運転自動化)の公道実証実験を開始したと発表した。
今後、さらに公道実証区間を拡大し、2025年3月をめどに、自動運転幹線輸送サービスを提供することを想定している綾瀬(神奈川県)~西宮(兵庫県)の全区間(約500km)で実証実験を行う予定。
T2は昨年4月以来、大型トラックを用いた実証実験を重ね、今回の公道実証実験にこぎ着けた。
今回の実証実験は政府がデジタルライフライン全国総合整備計画で自動運転車優先レーンとして位置付けている新東名高速道路の駿河湾沼津SA~浜松SA間(約117km)を走行した。
(藤原秀行)※いずれもT2提供