駅の多機能ロッカーでゆうパック受け取り可能サービス、6月28日開始

駅の多機能ロッカーでゆうパック受け取り可能サービス、6月28日開始

JR東と日本郵政連携、まず首都圏15駅でスタート

JR東日本と日本郵政グループは6月12日、今年2月に締結した、社会課題解決に向けた協定に基づき、駅に配置した多機能ロッカー「マルチエキューブ」で、日本郵便のゆうパックで配送した荷物を受け取ることができるサービスを6月28日に始めると発表した。

実施するのは首都圏の蒲田(神奈川)、幕張(千葉)、日暮里(東京)、磯子(神奈川)など15駅。再配達削減を後押しするのが狙い。取り扱う駅は順次拡大する予定。今後はマルチエキューブから荷物を発送できるようにすることを検討する。

両社は併せて、JR東が仙台駅の改札内で7月1日に開設する診療所「スマート健康ステーション」の調剤薬局で、日本郵便が薬を自宅に配送したり、駅内郵便局など仙台市内の一部郵便局窓口で薬を受け取ったりできるサービスを始める。

さらに、新幹線など列車を使った荷物輸送サービス「はこビュン」を活用し、新幹線で山形のさくらんぼなど名産品を、東京中央郵便局や東京駅構内の店舗で6月に開催する産直フェアの会場まで届けることも計画している。


マルチエキューブ(両社提供)

(藤原秀行)

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