自動倉庫システムのオートストア、タイにロボット生産工場新設し生産能力倍増へ

自動倉庫システムのオートストア、タイにロボット生産工場新設し生産能力倍増へ

成長するアジア太平洋市場の需要に対応

自動倉庫システム「AutoStore(オートストア)」を手掛けるノルウェーのAutoStoreの日本法人AutoStore System(オートストアシステム)は6月17日、オーストラリアや日本、シンガポール、韓国などアジア太平洋地域に位置する主要市場の業務拡大を加速させるため、タイのラヨーンにロボット生産工場を新設したと発表した。

オートストアは現在、世界54カ国に1450台以上のシステムを供給。アジア太平洋地域では既に140以上のシステムが稼働しており、プーマやグッチなどのトップブランドがeコマースの需要増加に伴ってオートストアを採用している。

タイに工場を新設したことで、日本を含むアジア太平洋地域の主要市場の需要に対し迅速かつ効率的に対応できるようになると見込む。

タイに生産工場を新設したことでロボットの生産能力が倍増。AutoStoreは今後1年半以内に1万5000台のロボットを生産することを想定している。

(藤原秀行)

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