フレームワークス、WMSをバージョンアップしKPI管理機能追加

フレームワークス、WMSをバージョンアップしKPI管理機能追加

効率的な物流施設運用実現を後押し

大和ハウスグループのフレームワークスは7月24日、WMS(倉庫管理システム)「Logistics Station iWMS G5(ロジスティクスステーション・アイダブリューエムエス・ジーファイブ)」に、在庫の出入荷状況や検品の進捗など、物流施設内における作業の状況を数値化し、効率的な施設運用を実現させるため、KPI(重要評価指標)として管理できる機能を新たに追加したと発表した。同日、提供を開始した。


「iWMS G5」の画面イメージ(フレームワークス提供)

「iWMS」は2001年10月に提供をスタート。国内外900カ所以上の物流施設などが導入してきた。これまで、物流施設内の作業状況をKPIとして管理するには「iWMS G5」を導入企業のニーズに沿って個別に改修し、機能をカスタマイズしたり、KPIを集約・分析・可視化できる外部ツールと「iWMS G5」を連携したりする方法が主流となっていた。

システムの個別設定には大規模な改修が必要なため、追加の投資に加え、適切なKPIを検討するには時間を要することが課題だった。

そうした状況を改善するため、「iWMS G5」に「KPI管理機能」を新たな標準機能として実装し、「iWMS G5」を導入する多くの企業が強く要望していた、保管効率や作業効率、荷主報告など基本的な項目をKPIとして用意。他のライセンスが必要な外部ツールとの連携や、大規模なサーバー構築などの追加投資を必要とせず、「iWMS G5」のみでKPI管理ができるようにした。

(藤原秀行)

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