パナコネクト傘下のBlue Yonder、サプライチェーン運営管理システム手掛ける米企業買収完了

パナコネクト傘下のBlue Yonder、サプライチェーン運営管理システム手掛ける米企業買収完了

上流から下流まで全階層の取引パートナーとリアルタイムで連携・可視化

パナソニック コネクトは8月2日、傘下で業務効率化支援ソフト大手の米Blue Yonder(ブルーヨンダー) が、サプライチェーンの運営管理システムを手掛ける米One Network Enterprises(ワン・ネットワーク・エンタープライシズ)の買収を8月1日に完了したと発表した。

買収方針は今年3月に公表済みで、買収額は当初発表通り、約8億3900万ドル(約1280億円)。

ブルーヨンダーの顧客は、在庫状況から原材料および完成品の動きに至るまで、サプライチェーンの上流から下流に至る全ての取引先企業とリアルタイムで連携し、データを共有できるようになると見込んでいる。

One Networkは米テキサス州ダラスを本拠としており、ブルーヨンダーは同市の拠点をグローバルイノベーションセンターに指定し、新たなAIイノベーションスタジオを開設するとともに、カスタマーエクスペリエンスセンターを増設し、サプライチェーンを変革する最新のイノベーションを紹介する予定。

One Networkは2023年10月以降にブルーヨンダーが買収した3社目の企業となる。

(藤原秀行)

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