医療機器の日本ストライカー、仙台のヤマト拠点内に「東北物流センター」開設

医療機器の日本ストライカー、仙台のヤマト拠点内に「東北物流センター」開設

東北6県への出荷関連業務担当、「2024年問題」などの影響低減図る

米医療機器大手ストライカーの日本法人、日本ストライカーは8月5日、仙台市泉区に新たな物流拠点「東北物流センター」を開設すると発表した。

ヤマト運輸の物流施設「仙台ロジセンター」の2階を活用する。

日本ストライカーの物流拠点としては、東京都大田区の「東日本物流センター」、2020年に拡張移転した大阪府藤井寺市の「西日本物流センター」、23年に開設した福岡県宇美町の「九州物流センター」に次いで4カ所目。

今年10月に札幌市内で開設を予定している「北海道物流センター」とともに、強固なサプライチェーンネットワークの構築を図る。

東北物流センターは仙台市街地に近接する同市泉区に位置し、東北自動車の道泉ICに近接。福島県以北の東北6県への出荷関連業務を担う。

緊急性が高く、幅広いサイズバリエーションが必要とされる整形外科領域のインプラント製品を中心に在庫を保有し、「2024年問題」や台風・大雪といった悪天候が製品配送に与える影響を低減、当該地域での取引量拡大と流通安定化を図る。

加えて、輸送コストや環境負荷を低減し、事業成長に向け投資を加速させる。

【施設概要】
名称:日本ストライカー 東北物流センター
所在地:仙台市泉区明通3-3-1 ヤマト運輸 仙台ロジセンター 2階

(藤原秀行)

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