食品スーパー出店初、2019年中に都内一部地域で開始
アマゾンジャパンと食品スーパー大手のライフコーポレーションは5月30日、アマゾンの有料会員向けサービス「プライムナウ」で、ライフの生鮮食品の取り扱いを始めると発表した。
プライムナウはアマゾンに出店している人気商品を注文から最短2時間で配達している。食品スーパーがプライムナウに出店するのはライフが初めて。2019年中に東京都内の一部地域を対象に販売を開始する予定。
ライフは5月30日時点で都市部を中心に273店舗を展開している。ライフの店舗で注文のあった食品を店員がピックアップし、プライムナウ専用の配達スタッフに渡す流れを想定しており、配送料金は今後決定する見通し。
アマゾンはライフと組むことで生鮮品の品ぞろえを拡充し、共働き世帯などの取り扱いを増やすことを目指す。ライフはアマゾンの力を借り、主力商品の売り上げをさらに伸ばしたい考え。
（藤原秀行）
