ミヨシ油脂、食品・油化事業の物流拠点を茨城・阿見町に開設

ミヨシ油脂、食品・油化事業の物流拠点を茨城・阿見町に開設

東京・葛飾から移転、10月ごろ稼働開始

ミヨシ油脂は8月7日、茨城県阿見町で新たな物流施設「阿見倉庫」が7月31日に竣工したと発表した。

これまで東京都葛飾区に構えていた物流施設を「阿見倉庫」に移転。稼働開始は10月ごろの予定。


(ミヨシ油脂提供)

圏央道の阿見東ICから1.6kmに位置し、圏央道・東関東自動車道・常磐自動車道を利用した東日本への製品配送拠点として運営する。

最大14台同時接車可能なトラックバースを備え、主に冷蔵・冷凍品を保管し、自動倉庫を有するA棟と、常温品を主に保管する倉庫B棟から成る。

それぞれ管理システムを利用した自動倉庫および有軌道台車を設置するとともに、倉庫ごとに独立した温度可変機能を採用、多種多様な製品の入出庫オペレーションを可能にしている。

安全対策として、場内は一方通行運行とし、監視カメラや顔認証システムを設置。環境対策として、全館LED照明、人感センサー、冷蔵機能向けCO2による自然冷媒、騒音吸音パネル、補助発電向け太陽光発電設備も導入している。

ダイバーシティ推進として、バリアフリー対応のエレベーターや駐車場、誰でもトイレを取り入れている。

◆阿見倉庫概要
名称:ミヨシ油脂株式会社 阿見倉庫
所在地:茨城県稲敷郡阿見町よしわら1丁目19-19
敷地面積:18,823.83㎡
延床面積:13,123.57㎡
アクセス:
JR常磐線ひたち野うしく駅からタクシーで15分、またはJR常磐線荒川沖駅からタクシーで17分
圏央道 阿見東IC出口より1.6km

(藤原秀行)

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