無人フォークなどと連携強め、自動化・省力化ニーズに対応
三菱ロジスネクストと物流向けロボットのレンタルなどを手掛けるGaussy(ガウシー)は8月7日、資本・業務提携したと発表した。三菱ロジスネクストが7月4日付でGaussyの第三者割当増資を引き受ける旨の契約を締結した。具体的な出資額など詳細は開示していない。
三菱ロジスネクストは現行の中期経営計画で基本戦略の1つに物流ソリューション事業の飛躍を掲げている。
Gaussyは倉庫ロボットの設計・導入・運用保守までを包括的に担うソリューション「Roboware」(ロボウェア)を展開している。
両社は提携で関係を強化。ロボウェアを三菱ロジスネクストの販売網で顧客に売り込み、同社として取扱商品とサービス領域の拡大を図るほか、有人フォークリフトとAGF(無人フォークリフト)やAGV(無人搬送ロボット)を中心とした自動化機器の提供、周辺機器との連携を進め、自動化・省力化ニーズに対応していきたい考え。
(藤原秀行)