製品開発・販売体制強化、AI開発も目指す
荷主企業のサプライチェーン運営効率化を支援するknewit(ニューイット)は8月8日、ベンチャーキャピタル2社と既存株主を引き受け先とした第三者割当増資を実施したと発表した。具体的な調達額は開示していない。
同社は荷主向けにサプライチェーンのDXを後押しするためのツール「ニューイット」の開発・提供を手掛ける。受発注プロセスのクラウド化、納入先などの情報の一括管理、手順書の自動生成などを可能にしている。
既に東京証券取引所プライム市場上場企業を含む複数の荷主企業が採用しているという。
調達した資金は財務基盤強化による製品開発・販売体制の強化に充てるほか、サプライチェーン運営効率化に寄与するAIの開発も目指す。
併せて、新たなサービス「IBP(総合ビジネスプランニング)構築支援」を開始する方針も発表した。
(藤原秀行)※knewit提供