オリックス不動産、茨城・つくばで5万㎡の新たなマルチ型物流施設完成

オリックス不動産、茨城・つくばで5万㎡の新たなマルチ型物流施設完成

100%再エネ由来電力が利用可能

オリックス不動産は8月21日、茨城県つくば市で新たなマルチテナント型物流施設「つくばロジスティクスセンター」が完成したと発表した。

地上4階建て、延床面積は4万9530㎡。


「つくばロジスティクスセンター」外観

圏央道のつくば中央ICから約4.7km、常磐道の谷田部ICから約9km。東京都心まで車で約1時間のエリアに位置している。圏央道と常磐道を活用し、都心への配送と北関東を中心とした関東全域への配送のいずれにも対応可能と見込む。

募集区画は最小約3200坪に設定し、最大4テナントが入居できるようにしている。1~2階にスロープを設け、1階に最大26台、2階に最大24台の大型車(10t車)が同時接車可能なバースを備えている。

入居テナント企業の従業員が昼食や休憩などに利用可能なカフェラウンジを用意し、施設の就労環境向上を図っている。

屋上には太陽光発電設備を導入しているのに加え、天候の影響や夜間など発電量が不足する場合にもオリックスから非化石証書付き(トラッキング付き)の電力を供給することで、入居テナント企業は100%再生可能エネルギー由来の電力を使えるようにしている。

CASBEE(新築)AランクやZEB Readyを取得する予定。


倉庫内


荷物用エレベーターと垂直搬送機

BCPとして、24時間稼働想定の非常用発電機を設置。流機能を24時間継続できるよう配慮している。3、4階には防災備蓄倉庫を取り入れ、万が一の災害時に備えている。


カフェラウンジ


100%再エネ由来電力供給のスキーム

施設概要
名称:つくばロジスティクスセンター
所在地:茨城県つくば市東光台 5丁目 13-11 他(地番)
交通手段:首都圏中央連絡自動車道「つくば中央 IC」から約 4.7km
常磐自動車道「谷田部 IC」から約 9km
つくばエクスプレス「研究学園」駅から約 2km
路線バス(つくば市コミュニティ)「東光台体育館」バス停から約 30m(徒歩約 1 分)
敷地面積:23,800.18 ㎡(約 7,199.55 坪)
延床面積:49,530.65 ㎡(約 14,983.02 坪)
規模・構造:地上 4 階建て、鉄骨造
駐車場台数:普通車 199 台(軽車両専用駐車場 1 台含む)、大型トラック待機場 10 台
そ の 他:トラックバース 56 台(50 台:10t 車、6 台:4t 車)
床荷重 1.5t/㎡、梁下有効高:5.5m 以上、
全館 LED 完備、非常用発電機完備、太陽光発電設備実装、
電気自動車(EV)充電スタンド 4 基設置
設計・施工:西松建設株式会社
着工:2023 年 4 月 3 日
竣工:2024 年 8 月 9 日

(藤原秀行)※いずれもプレスリリースより引用

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