眼鏡販売のオンデーズ、千葉・流山の商品センターにプラスオートメーションの「t-Sort」最小モデルを導入

眼鏡販売のオンデーズ、千葉・流山の商品センターにプラスオートメーションの「t-Sort」最小モデルを導入

省スペースで出荷能力2倍に

プラスオートメーションは8月22日、世界13カ国・地域で500店舗以上を展開している眼鏡販売のオンデーズ日本法人の商品センターに、ロボットソーター「t-Sort」シリーズの最小モデル「t-Sort mini2」を納入したと発表した。

オンデーズの商品センターは千葉県流山市で日本GLPが開発した物流施設「GLP ALFALINK流山4」内に位置し、約260店舗向けにメガネフレームの仕分け・出荷を手掛けている。

t-Sort導入前は、オーダーピッキング方式で、多能工のオペレーションが常態化しており、出荷量増加時には延着や誤配が発生していたため、改善策を検討していた。

一方でオンデーズは障がいを持つ人を含む全ての人が働きやすい環境の整備に注力しており、改善策にはマテハンの安定動作が必須条件だった。

「t-Sort mini2」は、t-Sortシリーズの標準モデル「t-Sort sd5」と比べて面積効率は2.5倍に達し、省スペースで仕分けることが可能なのがメリット。 操作が簡単かつ動作が安定的で、メガネフレームの仕分けを最小限のスペースで実現できるため、導入に至った。

「t-Sort mini2」導入後は、延着・誤配を解消し、出荷能力を2倍に拡大できたという。さらに、作業員1人当たりの歩数がそれまでの2万歩から5000~6000歩まで減少、作業負担の軽減につながった。


t-Sort


t-Sort mini2

(藤原秀行)※いずれもプラスオートメーション提供

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