冷凍食品材料の取り扱い拡大に対応
SGホールディングスグループで3PL事業などを手掛ける佐川グローバルロジスティクス（SGL）は9月17日、葉県船橋市で運営している冷凍・冷蔵倉庫「Cold Logi船橋」で、今年7月に「畜産物の輸出入検査場所の指定（新規）」を取得したと発表した。
同倉庫は霞ヶ関キャピタルが開発に参画した「LOGI FLAG COLD 船橋I」に入居している。
倉庫外観
庫内の様子
畜産物の輸出入の際、家畜伝染予防法に基づき、家畜防疫官があらかじめ指定した保税倉庫内の検査場所で輸出入検査を済ませることが必要。近年、宅食市場の拡大などに伴い、冷凍食品の需要が増加しており、海外から冷凍食品の材料となる畜産物の輸入も拡大、保税と検査場所を兼ねた倉庫の需要が高まっているのに対応する。
動物検疫が必要な畜産物を輸出入する場合に、リードタイムの短縮やコストの削減など、より効率的な物流サービスを提供できると見込む。
（藤原秀行）※いずれもSGL提供
