国内5カ所目、サプライチェーン強化図る
米医療機器大手ストライカーの日本法人、日本ストライカーは10月21日、札幌市に新たな物流拠点「北海道物流センター」を開設すると発表した。
北海道物流センター外観
多目的スペース(いずれも日本ストライカー提供)
東日本(東京都)、西日本(大阪府)、昨年の九州(福岡県)、今年8月の東北(宮城県)に次いで国内5拠点目となる。
緊急手術への対応や、症例に合わせた幅広いサイズバリエーションが求められる整形外科領域のインプラント製品と貸出用器械を中心に、道内のユーザー向けに出荷・返戻業務を一括して担う。
同社は中期経営計画の柱の1つに「Supply Chain Innovation」を掲げている。サプライチェーンを継続的に強化し、「2024年問題」や台風・大雪などの影響を最小限に抑え、タイムリーかつ効率的に製品を配送できる体制を整備して流通の安定化を図り、事業成長を進める。
併せて、北海道物流センター内には、製品のデモンストレーションやワークショップが可能な多目的スペースを設置する。
【施設概要】
名称:日本ストライカー株式会社 北海道物流センター
所在地:北海道札幌市中央区北10条西17丁目36-26
(藤原秀行)