AIモデルとIoTデバイス活用し「人の手による在庫管理」解消目指す
クラウドベースの在庫管理システム「zaico」(ザイコ)を手掛けるZAICO(山形県米沢市)は11月6日、ベンチャーキャピタルのアーキタイプベンチャーズ(Archetype Ventures、東京都港区麻布十番)を引き受け先とした第三者割当増資により、シリーズAラウンドで3億円の資金調達を実施したと発表した。
調達した資金はzaicoの既存機能改良や新規機能の開発などに充てる。物のデータ取得や入出庫、発注を自動で行える在庫管理ソリューションへ進化させ、将来はAIモデルとIoTデバイスを活用し、「人の手による在庫管理」の解消を目指す。
zaicoの累計導入社数は17万社を突破し、製造や小売、卸、医療といった多様な業種が採用しているという。ZAICOのメンバー数は前年の約2倍まで増え、MRR(月次経常収益)は昨対比2.3倍に伸びている。
zaicoの使用イメージ
(藤原秀行)※いずれもZAICO提供