「スマート介護」、OniGOと連携し介護施設入居者向けに生鮮食品当日配送へ

「スマート介護」、OniGOと連携し介護施設入居者向けに生鮮食品当日配送へ

小分けした状態で配達、スタッフの負荷低減

プラスは11月25日、社内カンパニーのジョインテックスカンパニーが運営している介護・福祉施設向けデリバリーサービス「スマート介護」が、ONIGOが運営するインターネットスーパー「OniGO(オニゴー)」と連携し、会員施設の入居者向けに生鮮食品の当日配送サービス「COREIL Fresh(コレイルフレッシュ)」を12月下旬から提供すると発表した。

「スマート介護」は施設入居者向けの買い物サポートサービス「COREIL(コレイル)」を展開。利用する介護施設から、乳製品や果物、パンといった食品に対する要望が届いていた。

OniGOと協業することで、スーパーなどで揃える生鮮食品の取り扱いと当日配送を可能にした。

「スマート介護」のWebサイト内に新設する「COREIL Fresh」のページから希望の商品を選び、介護施設のスタッフが注文。午後3時までに注文すれば、近隣スーパーから当日中に商品を届ける。

配送時は施設入居者ごとに商品を小分けした状態で配達し、受け取る施設のスタッフが仕分け作業をしなくてもすむよう配慮。さらに、請求作業はWebから出力できる入居者ごとの購入内訳書を利用することで、業務を効率化できるよう工夫している。

取り扱うのは乳製品、果物、パン、デザートなど約5000品目で、酒類は対象外。まず首都圏の一部エリアからスタートし、2025年1月以降、全国のOniGO対応エリアを対象に順次拡大していく予定。

利用料として、1人1回の注文当たり200円を設定している。


利用イメージ(プラス提供)

OniGOは生鮮品や冷凍食品、酒類含む飲料品、日用品などを取り扱う“「注文から最短20分で届く」鬼速宅配スーパー”をテーマにした宅配サービス。注文を受けると即座に出荷拠点から配達員が商品を配達できるよう、独自に開発した宅配サービスに最適なピッキングシステムと在庫管理システムを活用している。

(藤原秀行)

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