27年竣工目指す、取り組みを強化・拡充へ
東京建物は12月4日、千葉県船橋市で新たな物流施設の開発用地約5000㎡を取得したと発表した。
京葉道路の船橋ICから約0.6km、東京都心から約20㎞圏に位置し、都心をはじめとした首都圏全域への配送拠点として活用できると見込む。
同社は冷凍・冷蔵機能を実装した賃貸物流施設「(仮称)T-LOGI船橋南海神」として開発を進め、2027年の竣工を目指す。4層ボックス型で延床面積は9917㎡を計画している。
同社が手掛ける冷凍・冷蔵仕様の物流施設としては「T-LOGI本庄児玉」(埼玉県上里町)、「(仮称)T-LOGI大阪弁天町」(大阪市港区)に次いで3件目。
「(仮称)T-LOGI船橋南海神」の位置図(東京建物提供)
食品系ECの伸長や老朽化した冷凍・冷蔵物流施設の建て替え・使用中止による移転、物流効率化を目的としたコールドチェーンネットワークの再構築などを受け、消費地の都心部に近接した立地のものを中心とした冷凍・冷蔵物流施設の賃貸ニーズは今後一層高まると想定。冷凍・冷蔵機能を実装した賃貸物流施設開発事業を強化・拡充する。
施設概要
所在地 |
千葉県船橋市南海神一丁目1896番9他(地番) |
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交通 |
京葉道路「船橋」ICまで約0.6km、京葉道路「原木」ICまで約2.1km 東関東自動車道路「湾岸市川」ICまで約4.6km 首都高湾岸線「千鳥町」出入口まで約5.7km JR京葉線「二俣新町」駅徒歩約23分 |
敷地面積 |
約4,958㎡(約1,500坪) |
延床面積 |
約9,917㎡(約3,100坪)(予定) |
規模 |
4層ボックス型(予定) |
竣工 |
2027年(予定) |
その他 |
BTS型への対応可 |
(藤原秀行)