経営参画意識とエンゲージメントの向上図る
商船三井は12月26日、グループ従業員の中長期的な資産形成支援を通じて経営参画意識とエンゲージメント(働き甲斐)の向上を図るため、従業員に同社株式を取得する機会を提供する「特別奨励金スキーム」を導入すると発表した。
「商船三井従業員持株会」を通じて同社の発行する普通株式を取得するための特別奨励金を、持株会の会員に付与する。
同社はこれまでにも持株会への入会を奨励し、会員に奨励金を付与してきた。さらに取り組みを強化し、付与条件を充たす全会員を対象として、1人当たり30株相当の特別奨励金を支給し、持株会を通じて株式市場で同社株式を買い付ける。
商船三井の株価は12月26日の終値時点で5396円。30株分は単純計算で16万1880円となる。
商船三井本体以外の、国内外のグループ企業の従業員もより持株会に参加しやすくする。
(商船三井提供)
今回の措置により購入した株式は、2026年3月に会員への付与が完了する予定。
(藤原秀行)