みずほリースとパーソルクロステクノロジー、製造・物流業向けにロボット導入支援で協業

みずほリースとパーソルクロステクノロジー、製造・物流業向けにロボット導入支援で協業

顧客の実態踏まえてカスタマイズ、人手不足対応後押し

みずほフィナンシャルグループ系のみずほリースとパーソルグループでエンジニアの派遣事業などを展開しているパーソルクロステクノロジーの両社は1月9日、ロボティクスビジネスで協業すると発表した。両社間で基本合意書を締結した。

さまざまな企業と関係を築いているみずほリースと、多様な企業の技術支援を手掛けているパーソルクロステクノロジーが組むことで、製造業や物流業などの人手不足対応を後押ししたい考え。

ロボット導入を検討していたり人材不足解決・業務DX化ニーズが存在していたりする企業を両社が連携して探索し、業務の課題や目指す姿をヒアリングする。把握した課題の解決に向け、みずほリースが所有するさまざまなロボットの中から最適なものを選択し、パーソルクロステクノロジーが企業の実態を踏まえてカスタマイズすることを想定している。

要件定義、カスタマイズ費用、ファイナンス、保守運用サービスまでを包括したソリューションとして企業に提供するスキームの構築を図る。

パーソルクロステクノロジーにはメーカー資本が入っていないため、どのようなロボットも提案できる上、ものづくりエンジニア・ITエンジニアが1万人以上在籍していることから、両社は顧客の課題を幅広い視点で解決できるとみている。


(両社提供)

(藤原秀行)

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