三井物産と長谷工が大阪・茨木で共同開発の2.7万坪物流施設竣工

三井物産と長谷工が大阪・茨木で共同開発の2.7万坪物流施設竣工

府内と関西広域の両方カバー可能と見込む

三井物産と長谷工コーポレーションは1月22日、大阪府茨木市で共同開発してきたマルチテナント型物流施設「LOGIBASE茨木彩都」が同日、竣工したと発表した。

地上6階建てで、延床面積は約2万7000坪、各フロアの倉庫面積は約3000坪の広さを備えている。1~5階は各階にトラックが直接アクセスし積み下ろしができるランプウェイ(傾斜路)式、5~6階はメゾネット式をそれぞれ採用し、フロア間には垂直搬送機と荷物用エレベーターを4基ずつ設置している。

1〜5階は効率的な搬入・搬出作業が可能で、6階は保管スペースを有効に使えるため、幅広い企業のニーズに対応できると見込む。

新名神高速道路の茨木千提寺ICまで1.5km、車で5分、名神高速道路の茨木ICまで車で13分と高速道路へのアクセスに強みを持つ。大阪府内と関西広域の両方を細かくカバーできると見込む。

物件開発のプロジェクトマネジメントは三井物産グループの三井物産都市開発が担った。


施設外観(プレスリリースより引用)

(藤原秀行)

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