荷主に「伴走」し課題解決図る
西濃運輸とAIを駆使したデータ分析を手掛けるアイディオット(東京都渋谷区神南)は2月20日、業務提携したと発表した。
アイディオットが開発した物流最適化ツール「ADT」などを活用し、西濃が提供している物流変革のコンサルティングサービスを強化していきたい考えだ。
具体的には、荷主企業の物流ネットワーク全体の課題を可視化するデータ分析や、その結果を踏まえた輸送・荷役・在庫の最適化提案、物流改革の提案から実行フェーズまで包括的に支援する「伴走コンサルティング」をより強力に展開していくことを想定。
特に伴走コンサルティングは、セイノーグループの実行ノウハウとアイディオットのAI・DX技術を融合し、荷主企業が直面する物流課題に対して、データ分析からシミュレーションによる改善案の評価を通して、荷主企業が新たな物流システムを立ち上げ、安定稼働できるようになるまでサポートすることを目指す。
(プレスリリースより引用)
(藤原秀行)