センコーみらい財団、学業志す大学生への奨学金活動を本格開始

センコーみらい財団、学業志す大学生への奨学金活動を本格開始

公益法人に移行、国の制度に上乗せ給付予定

センコーグループホールディングス(GHD)は4月1日、2024年4月に設立した一般財団法人センコーみらい財団」(大阪市)が今年4月1日付で内閣府の認定を受け、一般財団法人から公益財団法人へ移行、本格的に活動を開始したと発表した。

みらい財団は学業を志す優秀な学生に対し、返済不要の奨学金を給付することで就学を支援、日本の将来とセンコーグループが属する多様な業界の発展に寄与する優秀な人材を育成することを目指している。

 
 

センコーGHDの株式からの配当金を活動の財源とするため、2024年8月にセンコーGHDが150万株をみらい財団に譲渡。今年3月に奨学生の募集活動を開始した。

奨学金は今年4月に4年制大学に進学する新1年生から給付を開始し、卒業まで支給する。⽂部科学省の「高等教育の修学支援新制度」の対象者に対し、上乗せ給付する。

大学生が経済的な理由を心配することなく、学業に専念できる環境づくりを目指す。

(藤原秀行)

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