千葉・流山と神奈川・平塚、予定通り進捗
Jリートのラサールロジポート投資法人の資産管理を担うラサールREITアドバイザーズは6月28日、ポートフォリオに組み入れている物流施設のうち、既に譲渡を開示している2物件について、予定通り譲渡の手続きの第1弾が完了したと発表した。
対象は千葉県流山市の「ロジポート流山A棟」と神奈川県平塚市の「ロジポート平塚新町」。いずれも信託受益権の準共有持ち分を2回に分けて売却する段取りとなっている。ともに同日付で譲渡しており、「流山」は18億円、「平塚」は61億6000万円。譲渡先は相手の承諾が得られていないことを理由に開示していない。
第2弾の譲渡は9月2日に行う予定。譲渡額は「流山」が27億円、「平塚」が15億4000万円を見込んでいる。
「流山」は丸和運輸機関が、「平塚」はトナミ運輸がそれぞれ1棟借りしている。
「ロジポート平塚新町」の外観(ラサールロジポート投資法人ウェブサイトより引用)
(藤原秀行)