AIやIoTで「受注・発注」自動化する新プロダクト開発目指す
クラウド在庫管理システム「zaico」(ザイコ)を開発・提供するスタートアップのZAICOは5月14日、日本政策金融公庫から新株予約権付融資(スタートアップ支援資金)で2億円を調達したと発表した。
累計の調達額は6億円に達した。調達した資金は在庫管理・受発注業務で同社がコンセプトに掲げる「カンタンさは価値」を実現するための自動化ソリューションの開発・提供に充てる。
IoTやAIを活用した在庫管理・受発注業務の自動化を目指す。
zaigoは累計で18万社が利用しているという。同社は最終ゴールとして「在庫管理をする人」そのものを世の中からなくし、「モノの情報のインフラ」になることを目標に設定している。
自動化ソリューションの一例(いずれもZAICO提供)
さらに、棚から物を出し入れすると自動的に数を増減する「Z-SHELF」、スマホを空間にかざすだけで在庫数を可視化する「Z-AR」など、在庫管理を自動化する「Zシリーズ」の開発にも注力していく構え。
(藤原秀行)