メーカーからの輸送先を1カ所に集約、積載率アップも
中部電力パワーグリッドと変圧器などを手掛ける愛知電機(愛知県春日井市)の両社は6月3日、中部電力グループで柱上変圧器の輸送を効率化するため、愛知電機本社構内に物流拠点を新設、運用を開始したと発表した。
旧来は愛知電機を含む柱上変圧器メーカーから中部電力パワーグリッドの各納入場所への柱上変圧器の輸送は、各メーカーが個別にチャーター便を手配し、約120カ所の事業所に届けてきた。
新たな物流拠点を設置したことで、メーカーからの輸送先を1カ所に集約し、物流拠点からの輸送を高い積載率で行えるようになると見込む。
中部電力グループで柱上変圧器の効率的な輸送が可能となる上、「物流2024年問題」にも対応できると想定している。
(プレスリリースより引用)
(藤原秀行)