引き続き医薬品国際輸送の需要獲得図る
阪急阪神エクスプレスは6月10日、関西国際空港でIATA(国際航空運送協会)が推進する医薬品国際輸送に関する品質認証プログラム「CEIV Pharma」の再認証を、6月2日付で取得したと発表した。
(阪急阪神エクスプレス提供)
同社は2017年8月、同空港を運営している関西エアポートが主導する独自の活動「KIX Pharmaコミュニティ」に加わり、19年6月1日付で「CEIV Pharma」認証を取得した。今回は2度目の再認証審査(Re-Validation)だった。有効期間は2028年6月1日までの3年間。引き続き、医薬品国際輸送の需要獲得図る
阪急阪神エクスプレスは同空港のほか、成田国際空港でも21年3月に「CEIV Pharma」認証を獲得し、24年3月に再認証を取得済み。
KIX Pharmaコミュニティは関西エアポートを中心に、国際航空輸送に関わる事業者が一体となり、CEIV Pharmaの取得を通じて、関西国際空港でのより安全な医薬品輸送を提供することを目指している。現在は阪急阪神エクスプレスを含めて16社から成る。
(藤原秀行)