近鉄エクスプレス、韓国法人が仁川空港物流センターで医療機器の品質マネジメントシステム規格「ISO13485」認証取得

近鉄エクスプレス、韓国法人が仁川空港物流センターで医療機器の品質マネジメントシステム規格「ISO13485」認証取得

関連産業の物流需要取り込み図る

近鉄エクスプレスは6月7日、韓国の現地法人Kintetsu World Express(Korea)(KWE韓国)が同国の仁川空港物流センターで、医療機器における品質マネジメントシステムの国際規格「ISO13485」の認証を今年5月に取得したと発表した。

同認証を取得したのは、同社グループとしてはシンガポール、日本、中国、インド、ベトナムに続いて6拠点目。

 
 

KWE韓国は今回認証を取得した仁川空港物流センターに加え、2024年10月に稼働を開始した平澤(ピョンテク)物流センター第3ターミナルなどで、温度管理や品質管理に対応した施設と最新設備を整備し、半導体材料や製品、医療機器、バイオテクノロジー分野が軸の多様なニーズに対応した包括的なロジスティクスサービスを展開している。

KWEグループでは、GxP(Good Practice)認証施設およびGxP対応施設をグローバルに展開し、医療機器の品質と安全性を確保したサービスを国際基準に則って提供するよう努めている。

今回のISO 13485認証取得を生かし、韓国の医療機器産業の物流需要を着実に取り込んでいきたい考え。


仁川空港物流センター(いずれもプレスリリースより引用)

(藤原秀行)

物流施設/不動産カテゴリの最新記事