内外トランスラインが7月11日付で株式併合へ、東証上場廃止に

内外トランスラインが7月11日付で株式併合へ、東証上場廃止に

IAパートナーズによる完全子会社化の一環

内外トランスラインは6月18日、国内投資ファンドのIAパートナーズが内外トランスラインを完全子会社化する手続きの一環として、株式併合を7月11日付で実施すると発表した。

内外トランスラインが6月18日に開催した臨時株主総会に提案、了承を得た。同社株式は7月9日付で東京証券取引所プライム市場への上場が廃止となる。

 
 

IAパートナーズは今年3~4月、グループ企業を通じて内外トランスラインにTOB(株式公開買い付け)を実施。同社株式の65.68%(議決権ベース)を取得し買収した。

今後は内外トランスラインが資産管理会社のエーエスティから内外トランスライン株式21.59%を取得するとともに、株式併合や少数株主へのスクイーズアウト(強制買い取り)を経て、最終的にIAパートナーズが内外トランスライン株式を100%保有することを想定している。

IAパートナーズは内外トランスラインの完全子会社化でフォワーダーとして事業拡大を支援する。

(藤原秀行)

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