危険察知しなくても対応、SDカード回収手間も解消
車両運行業務効率化支援サービス「Cariot(キャリオット)」を展開するキャリオットは6月20日、運転中(ドライブレコーダー動作中)の映像を、クラウド経由で確認できるオンデマンド再生機能を同サービスに追加したと発表した。
(キャリオット提供)
これまでのドライブレコーダーでは、危険運転を検知するとその前後10秒間の映像をクラウドにアップロードする機能を備えている。ただ、危険運転として検知しなかった際の映像は、SDカードを回収しなければ確認できなかった。
事故など有事の際に証拠として映像を残しておきたい場合にも、SDカードの回収が必須で、回収漏れや紛失、破損で録画した記録が失われてしまうリスクがあった。
オンデマンド再生機能を追加することで、こうしたリスクの解消を図る。
新機能は運転中の映像がクラウドで確認できるので、危険運転が検知されなかった時間帯でも、有事の際に必要な映像を取得し、保存できる。
(藤原秀行)