ベンチャーキャピタルのGazelle Capitalと東証グロース上場のL is B、建設・製造・物流などの業界課題解決支援するスタートアップ対象CVCファンド組成

ベンチャーキャピタルのGazelle Capitalと東証グロース上場のL is B、建設・製造・物流などの業界課題解決支援するスタートアップ対象CVCファンド組成

3億円規模、シード~アーリーステージ軸に支援

ベンチャーキャピタル(VC)のGazelle Capital(ガゼルキャピタル)は6月25日、クラウドサービスの開発などを手掛ける東証グロース市場上場のL is B(エルイズビー)と共同でコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)ファンド「directX Ventures(ダイレクトエックスベンチャーズ)1号ファンド」を組成したと発表した。

ファンドの規模は3億円で、運用期間は今年6月から2035年3月まで。最大で2年間延長する。

 
 

建設・製造・物流などの業界の人手不足解消や業務効率化を手掛ける国内の未上場スタートアップを中心に投資し、課題解決を促進していきたい考え。

ガゼルキャピタルはこれまで50社以上のプレシード/シードのスタートアップに投資してきた経験を持ち、安定して毎月100社程度のシード・アーリーフェーズのスタートアップとのソーシングを達成してきた。

投資対象はBtoBのITサービス(SaaS、AI、IoTなど)を展開している企業や、現場で働く人向けの製品やソリューションを提供する企業などを想定。

主にシード〜シリーズA前後のアーリーステージを軸に据えながら、同時にミドル・レイター(シリーズB以降)についてもテーマや事業性次第で投資を検討する。

候補のスタートアップの初回接点から出資判断までには、おおむね2カ月程度の期間を要すると想定している。

(藤原秀行)

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