業務効率化と継続的な物流改善図る
Hacobuは7月28日、新潟を本拠とする菓子大手のブルボンが、Hacobuのトラック予約受付サービス「MOVO Berth」(ムーボ・バース)を新潟・柏崎・村上の3ブロックにある全15の入庫・出庫拠点に導入したと発表した。
業務効率化に加えて、MOVO Berthを通じて蓄積するデータを活用し、継続的な物流改善を図ることを目的に掲げている。
政府が物流拠点の荷待ち・荷役時間短縮を強く民間に迫っているのを踏まえ、ブルボンも物流業務の実態可視化・効率化に向けた取り組みを加速させる必要に迫られていた。
トラックの入退場情報の事前把握やデータ活用による現場改善を目的に、「MOVO Berth」の導入を決めた。
トラック予約受付サービスを採用したことで、車両の予約情報に基づき、到着時間に合わせた事前の出荷準備が可能になるなどの効果を上げているという。
(Hacobu提供)
さらに、MOVO Berthを通じて蓄積されるデータを活用し、物流現場の継続的な改善にも取り組む予定です。例えば、パレット化の推進など具体的な施策に対して、MOVO Berthのデータをもとに振り返りを行い、荷役時間が減少しているかどうかを確認することで、改善の成果を客観的に検証していきます。
こうしたPDCAサイクルを通じて、持続可能で効率的な物流インフラの構築を支援し、より安定した物流運営の実現を目指します。
(藤原秀行)