26年1月から順次実施、物流業務の負荷低減や食品ロス削減図る
J-オイルミルズは8月1日、業務用油脂製品(一部製品を除く)の賞味期限に関し、「年月日」表示を「年月」に簡素化するとともに、期間自体も延長すると発表した。
表示の簡素化で同一期限の商品をまとめて管理できるようになり、物流業務の負荷低減と在庫管理の効率化につながると想定している。いずれも2026年1月から順次実施する。一部製品では賞味期間を最大7カ月延長する。
賞味期限表示の変更(年月日 → 年月)に伴う比較画像の一例
同社は2024年4月、家庭用油脂製品で「年月」表示の賞味期限に切り替えた。さらに業務用油脂製品でも実施することにした。
農林水産省の推計によると、日本では年間約464万tの食品が廃棄されている。同社は今回の取り組みで食品ロス削減に貢献したい考え。
※一部製品は対象外
(藤原秀行)※いずれもJ-オイルミルズ提供