ミネラルウォーターが店舗に届くまでを体験可能に
ロジネットジャパンは8月25日、大阪・関西万博「TEAM EXPOパビリオン」で9月1~3日の間、「新しい物流で実現する脱炭素化」をテーマにコンセプト展示とVR(仮想現実)体験展示を実施すると発表した。
同社グループはパレット単位で生産地から最終納品先まで「直送」するサービス「DDロジ」を展開。中間物流を削減することで、物流コスト・荷役作業を抑え、さらにトラックなどの車両の稼働自体を減らしてCO2の大幅削減につなげようとしている。
展示では同サービスのCO2削減のコンセプトをVRで楽しめる「万博ワンウェイ輸送VR」を無料で提供。物流領域の脱炭素化への決意を広くアピールし、その重要性を肌で感じてもらうのが狙い。
リサイクル可能な合紙製のパレットを使うことで、送り先で簡単に処分ができるようになり、パレットを戻すための輸送が不要になる。脱プラスチックにもつながると想定している。
「万博ワンウェイ輸送VR」は北海道の大自然の中で生まれたミネラルウォーターが、小売店舗に届くまでの輸送の様子を、荷物目線でリアルに体験できるようになっている。
(藤原秀行)※いずれもロジネットジャパン提供